この記事で分かること
- 面接で問われるファイナンスの「全体像」と学習順序
- 頻出テーマ一覧と、それぞれの深掘り記事への地図
- 「どこまでやるか」の目安と、手を動かす場所
技術面接が不安な人ほど、個別の質問を追う前に全体の地図を持つべきです。問われる範囲は広いようでいて、実は会計三表→バリュエーション→M&A/LBOという一本の流れに整理できます。この順で「説明できる」深さから固めるのが最短です。
学習の順序(土台から積む)
この順序には理由があります。バリュエーションは三表の数字を使い、M&A/LBOはバリュエーションを前提にするからです。土台を飛ばすと、上の分野で「なぜ?」に答えられなくなります。
頻出テーマ一覧と深掘り地図
| 分野 | 頻出テーマ | まず読む |
|---|---|---|
| 会計 | 三表の連動、運転資本、減価償却 | 三表・運転資本 |
| 評価 | DCF、WACC、Comps、EV↔EqV | 評価ガイド・WACC |
| 指標 | EBITDA、Net Debt、EPS | EBITDA・ネットデット |
| M&A/LBO | 増減益、シナジー、のれん、LBO | 増減益・LBO |
面接で「どう答えるか」の型は、三表の説明・DCFの説明・LBOの説明・増減益・シナジーの説明に個別にまとめています。頻出30問を一気に見たい人はテクニカル面接 頻出30問へ。
どこまでやるか、と手を動かす場所
暗記で足りる範囲と、手を動かすべき範囲の線引きはDCF・Comps・LBOはどこまで必要かで詳述しています。数字の感覚は読むだけでは身につきません。モデリングラボで前提を動かし、答えがどう動くかを体で確かめてください。
Q. どれくらいの期間が必要ですか?
A. 土台から積めば数か月で面接水準に届きます。3か月の割り振りは学習ロードマップに。
Q. 会計が本当に苦手です。
A. 三表の「つながり」だけ先に腹落ちさせれば、多くの技術質問は説明できます。三表のつながりから始めましょう。
実務Excel教材(投資銀行フォーマット)
「説明できる」の先で「Excelで組める」に進むと、ジョブでも面接でも余裕が変わります。三表・DCF・LBO・M&Aの実務形式Excel教材を紹介ページで確認できます。
本記事について
本文中の数値例はすべて理解のための設例であり、実在の企業・案件とは関係ありません。選考の実施有無・順序・回数は年度・企業により変わります。制度・実務慣行に触れる箇所は一般的傾向の整理であり、応募前に必ず各社の最新の募集要項・一次情報をご確認ください。個別の体験談や特定企業の内部情報には基づいていません。