この記事で分かること

  • 三表の接続点を30秒で説明する型
  • 減価償却・運転資本・借入が三表をどう動かすか
  • 面接でよく続く深掘りへの備え

三表のつながりは、あらゆる技術質問の土台です。ここでは面接で30秒で説明する型に絞ります。仕組みの詳細は財務三表のつながり完全ガイドに譲ります。

接続点は3つ

「PLの純利益がCF計算書の出発点になり、CFの現金増減がBSの現金残高を動かします。もう一つ、純利益から配当を引いた残りがBSの利益剰余金に積み上がります」——この3つの接続点(純利益→CF、現金→BS、利益剰余金→BS)を言えれば、三表が一つに繋がっていることを示せます。

何が三表を動かすか

表1:主要項目が三表に与える動き
項目効き方
減価償却PLで費用だが現金は出ない→CFで足し戻す(詳細
運転資本の増加利益は出ても現金は減る→CFでマイナス(詳細
借入CFの財務活動でプラス、BSの負債が増える
設備投資(Capex)CFの投資活動でマイナス、BSの固定資産が増える

「利益は出ているのに現金がない」を説明できるかは頻出です。鍵は減価償却(現金が出ない費用)と運転資本(利益と現金のズレ)。CF計算書の読み方はキャッシュフロー計算書の読み方へ。

よく続く深掘り

Q. 減価償却が100増えると三表はどう動く?

A. PLで費用100→税引後で純利益が減る(税率30%なら70減)。CFでは減価償却100を足し戻すので現金は+30。BSは固定資産-100、現金+30、利益剰余金-70でバランスします。

Q. なぜ三表を一体で見るのですか?

A. 一つでは会社の全体像が分からないからです。儲け(PL)・持ち物と調達(BS)・現金の実際の動き(CF)を合わせて初めて実態が見えます。

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本記事について

本文中の数値例はすべて理解のための設例であり、実在の企業・案件とは関係ありません。選考の実施有無・順序・回数は年度・企業により変わります。制度・実務慣行に触れる箇所は一般的傾向の整理であり、応募前に必ず各社の最新の募集要項・一次情報をご確認ください。個別の体験談や特定企業の内部情報には基づいていません。