LEVEL 5 ADVANCED MODELS / ESG VALUATION & CAPITAL ALLOCATION
ESG企業価値評価・投資判断 実践講座
ESGの施策を、企業価値の数字で判断する。
架空の食品・包装メーカー東都フード&パッケージの6施策を題材に、非財務KPIを財務項目へ翻訳する。基礎モデルと三表連動の統合モデルをBlankから組み、資本配分と投資判断メモまで仕上げる。
- 基礎モデルで1施策の増分CF・NPV・IRRを組む
- 6施策を三表連動DCFに載せ、企業価値を算定
- 整合性チェック23項目で検証し、判断メモへ
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概要
ESG企業価値評価・投資判断 実践講座について
有報・統合報告書などの非財務情報(ESG関連の開示・KPI)を事業仮説と数値前提に翻訳し、財務三表・DCFに接続して投資判断につなげる講座。題材は架空の東都フード&パッケージと、省エネ・PPA・水害対策・人的資本・ガバナンス・新製品の6施策。施策ごとの価値と資本配分を比較し、採択/条件付き採択/保留/見送りの4区分で投資判断メモにまとめる。
教科書2巻・全24章で考え方を学び、ケース資料で会社の実態を押さえる。続いて構築ガイドに沿って基礎モデル(I1単独の投資評価)と統合モデル(18シート)のBlankに自分で数式を入れる。統合モデルは途中完成版3段階で工程ごとに照合し、演習問題60問と解答解説、完成版で答え合わせをする。
この講座の対象者
- 事業会社の経営企画・財務・事業開発・サステナビリティ担当者
- PE(プライベート・エクイティ)ファンドの投資担当者
- 株式アナリスト
- 金融機関の融資審査担当者
学習目標
- 開示情報を目標・観測事実・推計・教材用仮定に仕分ける
- 非財務KPIを売上・費用・CAPEX・運転資本・想定損失に翻訳する
- 排出量・エネルギー費・炭素関連費用を単位換算から算出する
- 増分CF・NPV・IRRで個別施策の採否を判断する
- 三表連動のDCFで企業価値と1株当たり株式価値を算定する
- シナリオと予算制約のもとで資本配分を比較し、投資判断メモにまとめる
前提知識
- 財務三表(PL・BS・CF)の基本的な構造とつながり
- DCFの基本的な考え方(将来キャッシュフローを割引率で現在価値に変換する)
- Excelの基本操作(数式の入力、セル参照、シート間参照、簡単な関数)
- 償却・運転資本・循環参照の回避などモデル構築の手順は講座内で扱う(事前学習は不要)
基礎から固めたい場合は、先に 財務三表モデリング講座/DCFモデリング講座 がおすすめです。
学習内容
- 第1章学習の全体像とESG統合の判断到達目標/判断の4区分と非財務→財務の翻訳の流れ/ケース企業と6施策の概要
- 第2章ESG統合と投資手法の違い用語の定義/誰が何を判断するか/統合は予測とリスクの調整でありスコアの加点ではない
- 第3章財務上の重要性・影響の重要性と分析境界財務上の重要性/ダブルマテリアリティ/分析境界と時間軸/6施策の2軸整理
- 第4章有報・統合報告書・サステナビリティ開示の読み方SSBJ基準の構成と適用時期/有報のサステナ記載欄と人的資本3指標/D-02の4分類
- 第5章データ品質・推計・保証範囲と経営陣への質問4分類の運用ルール/経営陣の主張と保守的な前提/質問リスト/Scope3を接続しない理由
- 第6章KPIと財務項目の対応、ベースラインと反実仮想KPIと財務項目の対応表/反実仮想/外部シナリオ×採否×達成率×遅延の管理/二重計上の型
- 第7章排出量・エネルギー費用・社内炭素価格・外部支出単位換算/Scope1・2・3/排出係数とt0排出量/GX-ETS・化石燃料賦課金/社内炭素価格の扱い統合:04_環境施策
- 第8章省エネ・設備更新・脱炭素投資の増分CF増分CFの構成要素/耐用年数/NPV・IRRの手計算と落とし穴/感応度/PPAの経済性基礎モデル:02_施策CF〜04_比較
(B 11〜B22) - 第9章水害等の物理的リスクと事業継続投資物理的リスクの構造/条件付き損失の手計算/段階投資と保険/期待値と尾部リスク統合:05_物理リスク
- 第10章離職・採用・教育・労働安全と人的資本開示指標と財務接続/人員×単価の労務費・採用教育費/I4の設計値と効果/二重計上の回避統合:06_人的資本
- 第11章ガバナンス・品質管理・サプライチェーンのリスク品質事故・調達先不正の期待損失/取引先要件の期待損失/ガバナンス評価とWACC統合:07_ガバナンス
- 第12章数量・単価・競合・採用率から作る成長機会の評価顧客数×採用率×数量の需要/置換・立上げ費・安全在庫/段階投資/VC評価での永久成長DCF統合:08_新規事業
- 第13章独自ケース、事業構造、過去財務、施策計画会社概要と事業構造/過去3期の損益/操業データ/6施策の計画/ケース資料D-01〜D-12統合:01_ケース資料・02_前提
- 第14章施策を実施しない基準ケースの構築基準ケースの意味/需要・能力・販売数量の式/包装事業と売上高合計/第1年度の結果統合:03_売上操業
(工 程1) - 第15章環境・物理的リスク施策の数式構築達成率・遅延・スイッチ/I1の削減量と費用/I2のPPA/賦課金と排出量/I3の条件付き損失と保険統合:04_環境施策・05_物理リスク
(工 程2) - 第16章人的資本・ガバナンス施策の数式構築人員と単価の基本式/I4の離職率・採用教育費・労災/品質事故・調達先不正・取引先要件の期待損失統合:06_人的資本・07_ガバナンス
(工 程2) - 第17章新規事業、カニバリゼーション、追加投資採用率とI5×I6の相互作用/既存事業の置換/単価・限界利益/立上げ費・増員・安全在庫統合:08_新規事業
(工 程2) - 第18章CAPEX・償却・税金・運転資本・三表の連動施策投資の合計/6か月償却と固定資産ロール/日数法の運転資本/繰越欠損金/RCF/三表の接続統合:09_設備償却〜12_財務三表
(工 程1・2) - 第19章FCFF、DCF、WACC、正常化した継続価値CFとWACCを変える根拠の分離/FCFF/期末法と期央法/継続価値の正常化/CAPMとSLL統合:13_DCF
(工 程3) - 第20章施策・外部環境・実行状況のシナリオ比較上書きセルとデータテーブル/30通りのケース一覧/3層構造/達成率・遅延・WACC×gの感度統合:14_比較感応度
(工 程4) - 第21章企業価値ブリッジ、単独効果と順次効果、交互作用価値ブリッジ/順次効果と単独効果の違い/交互作用/逆順ブリッジ/基準+Σ増分のチェック統合:15_価値ブリッジ
(工 程4) - 第22章予算制約、必須施策、NPVと削減効率、資本配分必須・排他・依存・予算の制約/削減効率とNPV/全探索と貪欲法/実行可能案の上位5統合:16_資本配分
(工 程4) - 第23章PE・事業会社・金融機関・VCの判断とモニタリング4つの立場の判断項目/PEの100日計画/SLLのKPIとRCF依存/VCの視点/モニタリングKPI
- 第24章統合課題、投資委員会メモ、モデル監査17_チェックの4区分/入力の妥当性/警告10本と監査リスト/投資判断メモの9項目/総合課題統合:17_チェック
作るモデル
完成版モデルと教材の実画面です。企業・工場・施策・数値はすべて架空の教育用ケースです。
6施策のオン/オフ、達成率、実行遅延、投資超過、外部シナリオ、WACCケースを1か所で切り替え、ケース定義表(1〜30)と64通りの組合せから有効値を解決します。
電力・都市ガスの使用量から排出係数で排出量を求め、省エネ・PPAの削減効果、化石燃料賦課金と発電有償化の転嫁(教材用仮定)をエネルギー費に接続します。
停止日数・復旧費・在庫損・挽回費・保険填補を条件付き損失として積み上げ、発生確率とシナリオで期待損失に変換。段階投資(第1段階・第2段階)の効果を比較します。
6施策の売上・費用・CAPEX・運転資本・税金を集約し、借入・RCF・配当まで含めた三表を差額埋めなしで接続。BSバランスと現金の一致をチェックします。
FCFFの構築、ターミナル年の正常化、WACC(CAPM)、期末法と期央法、純有利子負債を経て株式価値と1株当たり価値まで。g≧WACCのときは算定不可を明示します。
基準・全施策・単独・順次・逆順・効果未達・投資超過・遅延・シナリオ別・承認案を同じ環境で比較。EV・1株価値・排出量・CAPEX・最低現金・RCFを並べ、判定列に施策による価値の増減を表示します。
必須・排他・依存・予算の制約を判定し、全探索の最適解と貪欲法の結果を同じ入力で比較。予算だけを外した最大NPVと影の価格も表示します。
進捗(未完成/要修正/OK)、整合性チェック23項目、警告10項目に加え、入力の妥当性と投資案の実行可能性(必須・排他・依存・予算)を、計算整合性とは別の区分で判定します。
非財務KPI(電力MWh・停止日・離職率・事故確率・採用率・CAPEX)が、どの財務項目(エネルギー費・売上・採用教育費・想定損失・固定資産)へ、どの経路でつながるかを章ごとに図と表で整理します。
承認案(I1・I4・I5、CAPEX 1,920百万円)を、判断の4区分・数値根拠・承認条件・リスクと限界・モニタリングKPIの順にまとめた記入例。ひな形(Word)と同じ構成です。
収録教材
はじめに
(学 習順序とファイル案内)PDF・6ページ到達目標・対象者・前提知識・学習時間・開く順番・判断の4区分
教科書 第1巻PDF・70ページ
非財務情報を財務へ翻訳する
(第 1〜12章)教科書 第2巻PDF・74ページ
モデル構築と投資判断
(第 13〜24章)ケース資料 東都フード&パッケージPDF・21ページ
事業・過去3期・人員・6施策の計画/模擬資料D-01〜D-12
基礎モデル Blank/完成版Excel・2ブック
6シート。I1
(省 エネ・設備更新)の単独投資評価、演習ID B11〜B22統合モデル Blank/完成版Excel・2ブック
18シート。基準ケース+6施策・三表・DCF・比較・資本配分
統合モデル 途中完成版Excel・3ブック
統合_01 基準財務まで/統合_02 施策と三表まで/統合_03 DCFまで
構築ガイド
(基 礎・統合)PDF・13+32ページ基礎はB11〜B22、統合は工程1〜4の入力手順・確認値・誤答例
演習問題・解答解説PDF・41+52ページ
全60問
(A 〜F・計200点)。 判断問題は採点基準つき投資判断メモ ひな形/記入例Word+PDF・6ページ
9項目の投資委員会向けメモと記入例
参考資料PDF・11+6+2ページ
用語集・数式早見表/参考文献・制度確認日/更新履歴
品質と動作環境
- 統合モデル Checks 23項目:CK-01〜CK-23の整合性判定、入力の妥当性、実行可能性4条件、警告W-1〜W-10
- 基礎モデル Checks 13項目:構築進捗と単位・償却・CF符号・NPV/IRRの整合を未完成/要修正/OKで判定
- 途中完成版3段階:統合モデルを基準財務・施策と三表・DCFの工程ごとに照合できる
- マクロ不使用・セルの色分け:青字=入力、黒字=同一シート計算、緑字=他シート参照、淡黄色=演習セル
- 架空企業・制度は一次情報で確認:企業・数値はすべて架空。制度は2026年9月9日時点の一次情報で確認し、未確定値は教材用仮定と明記
よくある質問
はい。第1巻で、ESG統合と他の投資手法の違い、SSBJ基準と有報のサステナビリティ記載欄の読み方、Scope1・2・3の定義、GX-ETSと化石燃料賦課金の位置づけを、一次資料の確認日つきで説明します。開始時点で必要なのは財務三表とDCFの基本と、Excelの基本操作です。
財務三表のつながり、DCFの基本的な考え方、Excelの数式入力・セル参照・シート間参照・簡単な関数が前提です。償却・運転資本・循環参照の回避などの構築手順は講座内で扱うため、事前に個別に学習しておく必要はありません。財務三表モデリング講座・DCFモデリング講座を終えた方が無理なく進められる水準です。
基礎モデルは、省エネ・設備更新
教科書2巻の通読に12〜16時間、基礎モデルの構築と演習に3時間、統合モデルの構築と演習に10〜14時間、演習問題60問に8時間が目安で、合計33〜41時間を想定しています。Excelの経験や復習の回数によって前後します。
Blank版は入力データと補助式だけを残し、学習対象の数式を空欄にしたブックです。構築ガイドの工程順に自分で式を入れ、中間照合値とチェックシートで確認します。統合モデルには、工程1
6施策のオン/オフの組合せ
教材は、参照した一次資料の確認日と、将来の単価など未確定の項目を
いいえ。本講座はスコアの加点ではなく、非財務情報を予測とリスクの調整として財務モデルに反映し、投資判断につなげる方法を扱います。ESG統合と、ネガティブ/ポジティブスクリーニング、テーマ投資、インパクト投資の違いは第2章で整理します。
マクロ不使用・標準関数のみのため、Excel for Mac
LibreOfficeやGoogleスプレッドシートでは、データテーブル
プランは月額ではなく一括払いのため、解約の手続きはありません。サイトからのダウンロード期間は購入日から1年間で、期間内に保存した教材はその後もご利用いただけます。期間後にサイトから再ダウンロードする場合は、通常料金の半額で1年間のダウンロード権を更新できます
はい。本講座はプラチナプランの収録教材として登録しているため、ダウンロード期間内のプラチナ会員の方は、追加費用なしでこのページとマイページの
基礎から順に手を動かせる構成です。財務三表や簿記の初歩を前提にする教材もありますが、必要な基礎は無料記事で併せて確認できます。まずは無料記事や無料抜粋で、ご自身に合うかを確かめてください。
Microsoft Excel 2016以降/Microsoft 365
使えます。和文はMS Pゴシック、英数字はArialを使用しており、Macでは類似フォントに自動代替されます。数値・数式への影響はありません。
モデリングが初めての方は財務三表モデリング講座から、評価に関心がある方はDCF・Compsから始めるのがおすすめです。
PDFテキストと、Practice Blank/Practice Guide/Completed ModelのExcel、READMEが基本構成です
本教材はPDFとExcelが中心です。概念の理解には、無料記事とモデリングラボを併せてご利用ください。
モデリング系教材の企業・取引・数値はすべて架空のオリジナルです。有価証券報告書・財務分析入門のみ、実在企業の公開開示資料を題材にした教育目的のケーススタディです
あわせて学ぶ講座財務三表モデリング講座DCFモデリング講座企業価値評価入門 日本実務版コーポレートファイナンス入門 日本実務版鉱山・資源開発 財務モデリング・企業価値評価講座
開示・KPIから投資判断メモまで、自分の手で組める状態へ。
プラチナプランに収録(単品販売なし)。プランは一括払いで、決済完了後すぐにマイページからダウンロードできます。