LEVEL 5 ADVANCED MODELS / ESG VALUATION & CAPITAL ALLOCATION
ESG VALUATION & CAPITAL ALLOCATIONLEVEL 5プラチナ限定
非財務情報を、投資判断の数字へ。
有報・統合報告書・サステナビリティ開示に書かれた目標やKPIを、「目標・観測事実・推計・仮定」に仕分け、売上・費用・CAPEX・運転資本・想定損失に翻訳し、財務三表とDCFに接続して、施策の採否と資本配分を投資判断メモにまとめる。架空の食品・包装メーカー「東都フード&パッケージ」の6施策(省エネ・PPA・水害対策・人的資本・ガバナンス・新製品)を、基礎モデル(増分CF・NPV・IRR)と統合モデル(三表連動DCF・30ケース比較・64通りの資本配分)の2段階のExcelで構築する実践講座です。
- 非財務KPIを財務項目へ翻訳するスコアの加点ではなく、排出量・離職率・事故確率・採用率を、エネルギー費・採用教育費・想定損失・売上に単位換算まで含めて接続します。
- 基礎モデルから統合モデルへ2段階1施策の増分キャッシュフローとNPV・IRRで型を学び、6施策を三表連動のDCFに載せて企業価値と1株当たり価値を求めます。
- シナリオと予算制約のもとで採否と配分を判断する外部シナリオ・達成率・実行遅延・投資超過と、予算3,000百万円の制約下で、64通りの組合せから実行可能な最適案を選び、採択/条件付き採択/保留/見送りの4区分で判断します。
この講座はプラチナプランに含まれます。単品販売は行っていません。
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What it solves
「ESGが大事なのは分かる。でも、モデルのどこに、どの数字を入れればいいのか」を終わらせる。
非財務情報は、そのままでは財務モデルに入りません。開示された目標は実績ではなく、KPIの単位は金額ではなく、施策の効果は単独では測れません。一般的なDCFの型をそのまま当てはめると、次のような壁に当たります。
- 有報や統合報告書の「2030年までに排出量○%削減」を、目標・観測事実・推計・仮定に仕分けられず、そのまま前提に置いてしまう
- MWh・m3・t-CO2・円/kWhの単位換算やScope2の2方式(location-based/market-based)を混同し、排出量とエネルギー費の数字がずれる
- 化石燃料賦課金・排出量取引・社内炭素価格を区別できず、外部支出ではない社内炭素価格をPLに載せてしまう
- 離職率・労災・事故確率のような確率的なKPIを、採用教育費・想定損失・保険料・売上への波及として表現できない
- ESGリスクを「割引率に上乗せ」で済ませ、キャッシュフローで表現できる根拠と資本コストで表現すべき根拠を分けていない
- 施策ごとのNPVを足し合わせ、施策間の交互作用(ガバナンス施策と新製品の依存関係など)や予算制約を無視して採否を決めてしまう
Common pitfalls
つまずきやすい3つのパターン
「ESGは必ず価値を上げる」と決めつける
ケースの6施策には、基準シナリオでNPVが負になるもの(PPA、水害対策)があります。効果の根拠と外部条件を分け、負の施策をなぜ・どの条件で検討するかまで判断します。
割引率で雑に調整する
要件未対応で失注する確率や事故の期待損失はキャッシュフローで表現し、WACCはSLLや根拠のないβ低下ケースと分けて検証します。CFを変える根拠とWACCを変える根拠を混ぜません。
単独効果を足して全体効果にする
6施策の単独NPVの合計と全施策の効果は一致しません(交互作用)。順次効果・逆順効果・64通りの全探索で、貪欲法が最適解を外す予算水準まで確認します。
What's included
教材に含まれるもの

教科書2巻(全24章・計144頁)
第1巻 非財務情報を財務へ翻訳する(第1〜12章)、第2巻 モデル構築と投資判断(第13〜24章)。各章に到達目標・手計算例・Excelの実装・間違いやすい点・対応する演習を収録。
基礎モデル(Blank/完成版)
省エネ・設備更新(I1)を単独で評価する6シートのモデル。年0投資・10年評価で、増分キャッシュフロー、旧設備の反実仮想、NPV・IRR・回収期間、社内炭素価格を含む経営陣試算との対比、感応度を構築。
統合モデル(Blank/完成版/途中完成版01〜03)
過去3期+予測10年+ターミナル年の18シート。6施策のスイッチ・達成率・遅延・投資超過、外部シナリオ3種、環境・物理リスク・人的資本・ガバナンス・新規事業の各施策シート、設備償却・運転資本・税金資金、財務三表、DCF、30ケースの比較表と感応度、価値ブリッジ、64通りの資本配分、チェックシート。
ケース資料 東都フード&パッケージ(21頁)
架空の東証スタンダード上場企業(食品・包装、3工場、時価総額350億円)の事業概要、過去3期の財務、模擬資料D-01〜D-12(有価証券報告書抜粋、統合報告書抜粋、ヒアリングメモ、施策計画書など)。
基礎モデル/統合モデル 構築ガイド(計45頁)
工程ごとに対象セル・代表式・参照の向き・単位と符号・中間照合値・誤ったときの症状と修正場所を記載。統合モデルは工程1〜4に対応する途中完成版で再開できます。
演習問題60問・解答解説(計93頁)
ESG統合・開示の読解(A)、排出量・炭素価格・省エネ・物理リスク(B)、人的資本・ガバナンス・新規事業(C)、三表・償却・税金・運転資本・DCF(D)、シナリオ・感応度・資本配分(E)、総合ケース(F)。
投資判断メモ ひな形(Word)と記入例(PDF)
判断の4区分(採択/条件付き採択/保留/見送り)、数値根拠、承認条件、リスクと限界、モニタリングKPIを1〜2ページにまとめる型。記入例は統合モデルで評価した承認案(I1・I4・I5)の数値で記載。
用語集・数式早見表、参考文献・制度確認日、更新履歴
講座で使う用語と主要数式、参照した一次資料(SSBJ・金融庁・経済産業省・環境省・国税庁・JPX等)の確認日と教材用仮定の一覧、版ごとの変更点。
What you can build
完成すると、この状態まで作れる。
完成版モデルと教材の実画面です。企業・工場・施策・数値はすべて架空の教育用ケースです。










How to learn
学習ステップ
開示情報を仕分け、ケースを理解する
第1巻とケース資料で、目標・観測事実・推計・仮定の4分類、SSBJ基準と有報の読み方、KPIと財務項目の対応を押さえます。
基礎モデルをBlankから構築する
省エネ・設備更新(I1)を単独で評価し、増分キャッシュフロー、旧設備の反実仮想、NPV・IRR・回収期間、感応度を自分の手で組みます。
統合モデルの基準財務を作る
工程1で施策なしの基準ケースの三表を構築し、途中完成版01と照合します。
6施策と三表、DCFを接続する
工程2〜3で環境・物理リスク・人的資本・ガバナンス・新規事業の各施策と三表を接続し、FCFF・WACC・企業価値を求めます。
ケース比較・価値ブリッジ・資本配分を分析する
工程4で30ケースの比較表、感応度、単独効果と交互作用、64通りの資本配分から、予算制約下の最適案を確認します。
投資判断メモを作成する
総合ケース(演習F)で、事業会社・PE・金融機関・VCの立場から施策の採否を4区分で判断し、ひな形に沿ってメモを作成します。
Curriculum
カリキュラム(2巻・全24章)
各章に到達目標、手計算例、Excelでの実装、間違いやすい点、対応する演習IDを置いています。第1巻は非財務情報の翻訳と基礎モデル、第2巻は統合モデルの構築と投資判断に対応します。
第1巻 非財務情報を財務へ翻訳する(第1〜12章)学習の全体像とESG統合の判断/ESG統合と投資手法の違い/財務上の重要性・影響の重要性・分析境界/有報・統合報告書・サステナビリティ開示の読み方/データ品質・推計・目標・保証範囲/KPIと財務項目の対応・ベースライン・反実仮想/排出量・エネルギー費用・社内炭素価格・外部支出/省エネ・設備更新・脱炭素投資の増分CF/水害の物理的リスクと事業継続投資/離職・採用・労災・労働安全と人的資本/ガバナンス・品質管理・サプライチェーンのリスク/新製品・単価・原価・採用率による成長機会の評価
第2巻 モデル構築と投資判断(第13〜24章)事業ケース・事業構造・過去実績・施策計画/施策を実施しない基準ケースの構築/環境・物理リスク施策の数式構築/人的資本・ガバナンス施策の数式構築/新規事業・カニバリゼーション・追加投資/CAPEX・償却・税金・運転資本・三表の連動/FCFF・DCF・WACC・正常化した継続価値/施策・外部環境・実行状況のシナリオ比較/企業価値ブリッジ・単独効果と順次効果・交互作用/予算制約・必須施策・NPVと削減効果・資本配分/PE・事業会社・金融機関・VCの判断とモニタリング/総合課題・投資委員会メモ・モデル監査
ケース資料・ガイド・演習・メモケース資料 東都フード&パッケージ(D-01〜D-12)/基礎モデル・統合モデル構築ガイド/演習問題60問・解答解説/投資判断メモ ひな形(Word)と記入例/用語集・数式早見表/参考文献・制度確認日/更新履歴
Who it's for
こんな方に向いています
- 事業会社の経営企画・財務・事業開発担当者で、脱炭素・人的資本・ガバナンス施策の投資判断を数値で説明したい方
- サステナビリティ推進・IR担当者で、開示したKPIと企業価値の接続を経営陣や投資家に示したい方
- PE(プライベート・エクイティ)ファンドの投資担当者で、投資先のESG施策を投資委員会向けに評価する方
- 株式アナリスト・機関投資家で、非財務情報を財務予測とバリュエーションに織り込む方
- 銀行・金融機関の融資審査担当者で、サステナビリティ・リンク・ローンや設備投資の返済原資を評価する方
- 投資銀行・FAS・バリュエーション担当者で、ESGデューデリジェンスの結果を評価に反映する方
- VC・CVC、ベンチャー企業の実務者で、新規事業(環境配慮型製品など)の評価手法を学びたい方
- 財務三表とDCFの基礎を終え、非財務情報を扱う実務レベルのモデリングに進みたい若手実務家・学生
Quality
教材の品質について
Excel完成版を実機で再計算・チェック全項目OK
基礎モデル・統合モデルともにMicrosoft Excelで全再計算し、数式エラー0・外部リンク0・マクロ不使用を確認。統合モデルの整合性チェック23項目、基礎モデルのチェック13項目はすべてOKです。
独立検算とストレステスト
Excelの式とは別に組んだ検算で、統合モデル5,351セル・基礎モデル513セルの値を照合(不一致0)。全施策オフ、達成率0・70%、投資超過、遅延、シナリオ別、WACCケース、期央法、g≧WACC、資金不足、能力超過など統合24件・基礎9件の境界ケースを実機で確認しています。
架空ケースで実務の型を再現
東都フード&パッケージ株式会社、3工場、6施策、資料D-01〜D-12、すべての数値は学習のために作成した架空のものです。実在の企業・団体・個人とは関係ありません。
一次資料と教材用仮定を区別
SSBJ基準、金融庁の開示府令、GX-ETS・化石燃料賦課金、GHGプロトコル、法人税制、コーポレートガバナンス・コードは一次資料を確認日つきで明記。将来の賦課金単価や転嫁額のように未確定の項目は「教材用仮定」と表示し、確定値として書いていません。
FAQ
よくある質問
ESGやサステナビリティ開示の専門知識がなくても受講できますか?
必要な財務・Excelのレベルはどの程度ですか?
基礎モデルと統合モデルの違いは何ですか?
学習時間はどのくらいですか?
Blank版と途中完成版はどう使いますか?
「64通りの組合せ」とは何ですか?
制度(SSBJ基準・賦課金など)が改正されたら教材はどうなりますか?
ESGスコアや格付けの付け方を学ぶ講座ですか?
Macで利用できますか?
Excel以外の表計算ソフトで利用できますか?
プラチナプランを解約した後も利用できますか?
既存のプラチナ会員も利用できますか?
初心者でも大丈夫ですか?
対応するExcelのバージョンは?
Macでも使えますか?
どの教材から始めるべきですか?
購入するとどのファイルが手に入りますか?
動画はありますか?
企業名や数値は実在しますか?
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