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ウォーターランド・プライベートエクイティ

Waterland Private Equity Investments B.V.
EMEA 投資サイズ:非開示

概要

Waterland Private Equity(ウォーターランド・プライベートエクイティ)は、オランダ・ブッシュムに本社を置く独立系のプライベート・エクイティ運用会社であり、欧州の断片化された成長市場における中堅企業を対象とした「バイ・アンド・ビルド(買収統合型ロールアップ)」戦略を専門とすることを公式サイトで一貫して打ち出している。2026年4月には新規2ファンド(WPEF X、WPF II)で合計46億ユーロを4カ月未満で調達したと公式発表しており、これによりグループ全体の運用資産残高(AUM)は200億ユーロを超えたとされる。投資テーマとしては「デジタル化・アウトソーシング」「高齢化社会対応」「レジャー・ウェルビーイング」「サステナビリティ」の4分野を掲げ、欧州9カ国11拠点の現地チームを通じて案件を発掘・実行している。公式サイトのポートフォリオページには9altitudes、A-Rosa、Attero、Auren など多数の投資先企業が掲載されており、掲載件数の多さ(16ページ・190社超)から、同社は欧州ミッドマーケットPEの中でも投資件数・運用規模ともに有数の規模を持つプレイヤーであると評価できる(この評価部分は大手町プレップによる公開情報ベースの分析であり、公式に順位付けが発表されているわけではない)。一方で、公式情報からは日本・APAC地域における現地拠点や投資実行の証跡は確認できず、投資活動は欧州域内に留まっているとみられる。

投資戦略・重点領域

投資戦略
バイアウト(PE) バイ・アンド・ビルド(買収統合型ロールアップ) マイノリティ出資(既存ポートフォリオ企業のエグジット時、WPFシリーズ)

重点業種
デジタル化・アウトソーシング 高齢化社会・ヘルスケア レジャー・ウェルビーイング サステナビリティ

基本情報

正式英語名
Waterland Private Equity Investments B.V.
本拠地
オランダ・ブッシュム(Bussum、本社所在地:Brediusweg 31, 1401 AB Bussum)。オランダ金融市場庁(AFM)のライセンス(登録番号15001760)を保有する独立系プライベート・エクイティ運用会社。株式非公開(未上場)。
設立
非開示(公式サイトでは「25 YEARS OF WATERLAND」(2026年時点で25年超の実績)と記載されるのみで、設立の正確な西暦を明記した一次情報は確認できなかった。参考までに一部データベース系サイトは1999年設立としているが、公式一次情報での確認が取れないため本フィールドは非開示とする)
活動地域
EMEA
出自/系列
Waterlandはオランダを本拠とする独立系プライベート・エクイティ運用会社で、公式サイトは2026年時点で「25年超」の運用実績を謳っている(正確な設立西暦は一次情報で未確認)。特定の金融グループ傍系ではなく、創業以来一貫して独立系のバイアウト・ファンドとして運営されてきたとみられる(大手町プレップによる分析)。オランダ・ブッシュムの本社に加え、アムステルダム、アントワープ(ベルギー)、ミュンヘン/ハンブルク(ドイツ)、ロンドン/ウィルムスロー(英国)、コペンハーゲン(デンマーク)、ダブリン(アイルランド)、パリ(フランス)、バルセロナ(スペイン)、オスロ(ノルウェー)の欧州9カ国11拠点にオフィスを展開しており、投資活動は一貫して欧州(EMEA)に集中している。公式サイト・プレスリリースを通覧した限り、日本国内における拠点設置・投資実行の一次情報上の証跡は確認できず、日本市場での活動実績は現時点で確認されない。ただし2026年4月のファンドクローズに関する公式発表では、出資者(LP)の所在地として「欧州、南北米、アジア太平洋、中東」が挙げられており、アジア太平洋地域の機関投資家からの資金調達実績はある。
状態
運用中
投資方針
公式プレスリリース(例:MTとGODの経営統合案件)では自社を「筆頭株主(lead investor)」と表現するケースが多く、買収先企業に対しマジョリティ(過半数)出資でコントロールを取得し、買収統合(バイ・アンド・ビルド)を主導する取引が中心とみられる(大手町プレップによる分析)。加えて2023年以降新設された「Waterland Partnership Fund(WPF)」シリーズは、既存ポートフォリオ企業がエグジットする際にマイノリティ(少数)出資で関与を継続する設計であることが公式プレスリリースで明記されており、マジョリティを基本としつつ一部マイノリティ投資も行うハイブリッド型の関与方針である。
主な案件タイプ
バイアウト(買収)、買収統合(バイ・アンド・ビルド/ロールアップ)、アドオン買収、既存ポートフォリオ企業へのマイノリティ出資(セカンダリー、WPFシリーズ)
投資サイズ(Equity Check)
非開示(公式サイト・プレスリリースに1件あたりのエクイティチェック額の具体的記載なし)
対象企業EV
非開示(公式サイト・プレスリリースに投資対象企業の企業価値(EV)レンジの具体的記載なし)
Fund Size
WPEF X(Waterland Private Equity Fund X):40億ユーロ、WPF II(Waterland Partnership Fund II):6億ユーロ(いずれも2026年4月クローズ、合計46億ユーロ)
AUM
200億ユーロ超(€20 billion超、2026年4月24日付Waterland公式プレスリリースで公表された運用資産残高)
主要ファンド
  • Waterland Private Equity Fund X (WPEF X)(40億ユーロ・2026)
  • Waterland Partnership Fund II (WPF II)(6億ユーロ・2026)
  • Waterland Private Equity Fund IX (WPEF IX)(35億ユーロ・2023)
  • Waterland Partnership Fund I (WPF I)(5億ユーロ・2023)

掲載区分・注記:ポートフォリオは公式サイトに掲載された約190社超のうち代表的な12社(一部は複数社の経営統合案件)を抽出したものであり、網羅的なリストではない。投資時期・エグジット時期等、公式ポートフォリオページに記載のない付随情報は多くがnull(不明)である点に留意。

投資先(ポートフォリオ)

12 件
投資先業種投資時期Exit時期投資期間状態案件タイプ
9アルティチュード
ビジネスソフトウェアの実装を専門とする企業
ベルギーIT Business Services 非開示 非開示 投資中 バイ・アンド・ビルド
アー・ローザ
欧州を拠点とするリバークルーズ事業者
ドイツLeisure & Wellbeing(リバークルーズ) 非開示 非開示 投資中 バイアウト
アブツ
ベネルクス地域における健康志向飲料の流通事業
ベルギーFood Service 非開示 非開示 投資中 バイ・アンド・ビルド
アエヴィタエ
従業員・雇用主向け福利厚生サービスの提供
オランダEmployee Benefits 非開示 非開示 投資中 バイアウト
AFOグループ
エビデンスベースのマーケティングコミュニケーション事業
イギリスDigital Agencies 非開示 非開示 投資中 バイ・アンド・ビルド
オールバトロス・プロジェクツ
EMC・AMS(電磁両立性・オートモーティブ)試験ラボのターンキー提供
オランダElectronics Manufacturing Services(EMC・AMS試験) 非開示 非開示 投資中 バイアウト
オール・シングス・ライブ
年間12,500件以上のイベント企画・制作事業
デンマークLive Entertainment 非開示 非開示 投資中 バイ・アンド・ビルド
アライアンス・エレクトロニクス
電子システムの設計・試作・製造
フランスElectronics Manufacturing Services 非開示 非開示 投資中 バイ・アンド・ビルド
アッテロ
オランダ大手の廃棄物管理・リサイクル事業者
オランダWaste Management 非開示 非開示 投資中 バイアウト
アウレン
スペイン国内8位の専門サービス(コンサルティング等)企業、15拠点展開
スペインProfessional Services / Consulting 非開示 非開示 投資中 バイ・アンド・ビルド
アスプリス
児童・若年層向けの教育・ケアサービス提供
イギリスEducation & Childcare 非開示 非開示 投資中 バイアウト
MT/GOD(IT統合グループ)
ドイツ・ポーランド・リトアニア・インドに拠点を持つITサービス企業。2022年以降Waterlandが筆頭株主として支援していたMTとGODの2社が経営統合し、従業員約1,000名規模の総合ITサービス企業となった
ドイツIT Services 2022 4年1ヶ月(継続中) 投資中 バイ・アンド・ビルド(ポートフォリオ企業同士の経営統合)

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