LEVEL 4 / COMMERCIAL BANKING — DEBT MODELING
コマーシャルバンキング:デットモデリング
返済余力と与信枠を、自分のモデルで測る。
架空の精密部品メーカー「メイセイ精機」の新規与信案件を題材に、年次デットスケジュールとDSCRコベナンツ判定、月次オペレーティングライン、内部格付までを空のExcel(Blank)から組み上げる。
- CFADSとDSCRで、コベナンツ1.20xを毎年判定
- 担保掛目から借入基準額と与信枠余裕を月次で算出
- 5指標で内部格付を付け、Checks 7項目で検算
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概要
コマーシャルバンキング:デットモデリングについて
商業銀行が与信判断のために組むデットモデルを、一つの新規与信案件で通して組む講座。題材は架空の精密部品メーカー「メイセイ精機」(単位:百万円)。当初700・年100の定額弁済・金利3.0%のタームローンを5年分回し、CFADSとDSCR(1.26x→1.74x)からコベナンツ1.20xを判定する。続けて月次オペレーティングラインと内部格付スコアカードを組む。
講義テキスト全3章で考え方をつかみ、構築手順書のL1〜L7に沿ってBlankに数式を組む。詰まったらGuidedの見本数式とヒントコメントで補い、最後にCompletedとChecksで答え合わせをする。3つのブックはセル位置が一致し、Checksは未入力の間「構築中」、正しく組めた範囲から「OK」に変わる。
この講座の対象者
- コマーシャルバンキング・与信審査の初〜中級者
- 事業会社の財務・経営企画で、銀行対応を担う方
- DSCRや与信枠を、自分でモデルに組んだ経験がない方
学習目標
- 期首残高方式で、タームローンの残高・弁済・利息を組む
- EBITDAから現金税金・設備投資・運転資本増加を引き、CFADSを算出する
- DSCRを求め、コベナンツ1.20xの充足をIF関数で判定する
- 担保掛目から借入基準額・利用可能枠・与信枠余裕を月次で算出する
- 5つの財務指標をスコア化・加重し、内部格付を付ける
- Checks 7項目でモデル全体を検算する
前提知識
- PL・BSの基本項目(売上原価・EBITDA・売掛金・買掛金など)の区別がつく程度
- Excelの基本操作(数式・セル参照・IF/MIN/MAX関数)
基礎から固めたい場合は、先に 財務三表モデリング講座/財務モデリングのためのExcel実務 がおすすめです。
学習内容
- 第1章デットモデルとは何かデットモデルの目的/デットスケジュールの流れ/銀行がモデルを組む3つの理由/3変種の使い方
- 第2章年次デットスケジュールを組む期首残高方式の利息計算/CFADSとDSCR/設例
(D SCR 1.26x→1.74x)/よくある誤り4点/確認問題3問L1〜L5 Excel:01_前提・02_年次DS
- 第3章月次オペレーティングラインと格付借入基準額と利用可能枠/月次の残高と与信枠余裕
(最 大467.3)/5指標の内部格付(複 合スコア4.20)/まとめL6・L7 Excel:03_月次OL・04_格付・Checks
作るモデル
完成版Excel(Completed)とテキストの実画面です。会社名・数値はすべて架空の教育用ケース(メイセイ精機、単位:百万円)で、実在の企業・与信案件とは関係ありません。
売上成長率、EBITDAマージン、運転資本の日数、タームローン(当初700・年100弁済・金利3.0%)、コベナンツ1.20倍、オペレーティングラインの枠500と掛目を、入力セルとして1か所で管理していることが読み取れます。
売上・EBITDA・EBITと、売掛金・在庫・買掛金から求めた運転資本の増加、現金税金と設備投資を差し引いて、CFADS(153→190)を5年分求める流れが読み取れます。
期首残高・約定弁済・利息・期末残高と元利金返済額からDSCRを求め、5年すべてでコベナンツ1.20倍を満たすことを判定しています。
月次の売上から借入基準額(売掛金80%+在庫50%)を求め、与信枠500との小さいほうを利用可能枠として、10月の最大残高467と余裕を追う構造が読み取れます。
DSCR・レバレッジ・ICR・流動比率・売上総利益率を5〜1点でスコア化し、ウェイトを掛けた複合スコア4.20から内部格付「2」を導いています。
タームローンの期末残高からDSCR・CFADS・運転資本・月次の最大残高・複合スコアまで、7項目の判定と総合判定「ALL CLEAR」を1枚で確認できます。
テキストの図表で、DSCRが1.26倍から1.74倍へ推移し、初年度が最もタイトになることを示しています。Excelの計算結果と一致します。
Blankの空欄を、構築手順書のレッスン別の手順(セル番地と代表的な数式)に沿って埋めていく自習の流れが読み取れます。
収録教材
講義テキストPDF・9ページ
全3章/図表6点/確認問題3問
(解 答例なし)構築手順書PDF・4ページ
L1〜L7のセル番地手順・代表的な数式・対応するChecks
BlankExcel
6シート。数式242セル
(年 次105・月次120・格付17)を自分で組むGuidedExcel
年次・月次の先頭期間に見本数式、ヒントコメント13件
(格 付シートは完成済み)CompletedExcel
全数式入りの解答
(数 式264セル)とChecks 7項目はじめにお読みくださいテキスト
フォルダ構成・進め方・色の約束
用語ミニ辞典テキスト
CFADS・DSCR・コベナンツなど7語
品質と動作環境
- Checks 7項目:TL期末残高からリスク複合スコアまで判定し、ALL CLEARで完成
- 3ブックのセル位置が一致:迷ったらCompletedの同じ番地で式を確かめられる
- 入力・計算・参照の色分け:青字=入力、黒字=計算、緑字=他シート参照、薄黄=入力欄
- 名前定義22個・マクロ不使用:前提を名前で参照(Rev0・TLrate・DSCRcov など)。.xlsx・外部リンクなし
- 架空の企業・数値:メイセイ精機は架空。数値はすべて教育目的の仮設例
よくある質問
期末残高を使うと、利息・返済・残高が互いを参照して循環参照になりやすいためです。本講座では期首残高に金利を掛けて利息を求め、テキストの第2章でその理由を説明しています。
財務三表の基本的なつながりと、Excelの基本的な数式を理解している方を想定しています。CFADS・DSCR・借入基準額などの用語は、テキストと用語ミニ辞典で説明します。
LBOでは、買収のリターン
テキスト表紙に記載の目安は、テキストとExcel演習で90〜120分です。受講者の実測値ではなく、前提知識や演習の進め方によって必要な時間は変わります。
PDFとExcelで進める自習型の教材です。講義動画は含まれません。
Microsoft Excelでのご利用を想定しています。マクロと外部リンクは使っていません。動作確認はWindows版で行っており、Mac版・Google Sheets・ブラウザー版は未確認です。
プランは月額ではなく一括払いのため、解約の手続きはありません。サイトからのダウンロード期間は購入日から1年間で、期間内に保存した教材はその後もご利用いただけます。期間後にサイトから再ダウンロードする場合は、通常料金の半額で1年間のダウンロード権を更新できます
はい。本講座はプラチナプランの収録教材として登録しているため、ダウンロード期間内のプラチナ会員の方は、追加費用なしでこのページとマイページの
改訂版は、マイページの同じ教材に差し替え・追加する形で提供します。改訂内容はマイページの更新情報に記載します。
基礎から順に手を動かせる構成です。財務三表や簿記の初歩を前提にする教材もありますが、必要な基礎は無料記事で併せて確認できます。まずは無料記事や無料抜粋で、ご自身に合うかを確かめてください。
Microsoft Excel 2016以降/Microsoft 365
使えます。和文はMS Pゴシック、英数字はArialを使用しており、Macでは類似フォントに自動代替されます。数値・数式への影響はありません。
モデリングが初めての方は財務三表モデリング講座から、評価に関心がある方はDCF・Compsから始めるのがおすすめです。
PDFテキストと、Practice Blank/Practice Guide/Completed ModelのExcel、READMEが基本構成です
本教材はPDFとExcelが中心です。概念の理解には、無料記事とモデリングラボを併せてご利用ください。
モデリング系教材の企業・取引・数値はすべて架空のオリジナルです。有価証券報告書・財務分析入門のみ、実在企業の公開開示資料を題材にした教育目的のケーススタディです
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プラチナプランに収録(単品販売なし)。プランは一括払いで、決済完了後すぐにマイページからダウンロードできます。